キメラ女子日記

30歳までに変わるを意識して、挑戦したことの軌跡

詰め込み注意報

お題「ささやかな幸せ」

 

お題に合わせて自分に起きた

今年の上半期の内容を振り返りたいと思います。

 

1月が誕生日だった私は

嬉しくも悲しくも20代最後の年になりました。

 

コロナによって日常がこんなに

変わるなんて思いもしなかったので

今年のやりたい事リストを書きました。

 

国内旅行、海外旅行、やりたい体験等。

嬉々として周りに報告して言われたのが、

 

「今年は結婚したら?」

 

そこまで結婚願望があった訳ではないけど

目標とするのも悪くはない。

 

そう思ってやりたい事リストに

追加したのが始まりだったのかもしれません。

 

2月になり親族が亡くなりました。

泣く事を許される様な

距離感ではなかったかもしれないけど

知ってる人が亡くなるのは

耐えられないほどに辛かったです。

 

その心の穴を埋めたくて

身体も心も自然と誰かを求めました。

そこで久しぶりに彼氏が出来ました。

 

絶対嫌だった社内恋愛を超えて

今までと全く違うタイプの人。

刺激があって、たくさん褒めてくれて

自己肯定感が高まって幸せでした。

少しの違和感も気付かないほどに

恋は盲目だったと思います。

 

そして発覚した妊娠。

想像もしてなかった新たな命。

戸惑いと喜びと不安と…現実。

受け入れるには大きすぎて

でも誰かに頼ることもできなくて。

この年齢で1ヶ月も付き合ってなくて

デキ婚。

恥ずかしくて罪悪感で潰されそうでした。

 

3月は仕事の繁忙期。

つわりが軽かったのが幸いでしたが

毎日22時頃まで残業。

たくさん食べてしっかり寝て

身体はとても元気なつもりでした。

 

4月になり早めに会社に報告をして

仕事の引き継ぎ等も考えてた時でした。

気付かない間に私の中の新しい命は

自分で成長を止めてしまってました。

 

妊娠初期の全体の1/3は流産になる

可能性があるとか言ってくれるけど

そこに自分が当てはまるなんて

考えてもいなかったんです。

 

2週間前に聞いた心拍音は

もう二度と聞こえない音になりました。

 

自暴自棄になりそうで

でも会社では元気に笑って過ごして

家に帰れば泣き崩れて。

心も身体も限界でした。

それでも前向きになれたのは

彼がいてくれたおかげだと思ってます。

 

5月になり普通の生活が戻りました。

世の中はコロナが流行してましたが

私にとってはやっと普通の生活です。

 

お酒が飲める、お寿司が食べれる。

我慢から解放された反面、

その代償が心にも身体にも残りました。

 

そして蝕んでくる違和感。

この私達の関係はどうなるんだろう。

楽しい、幸せ、好き。

どれもしっかり感じられるけど、

将来が見えてこない気がしました。

 

前まではぼんやりと見えていた将来が

いつのまにかモザイクをかけられた様に。

現実味が徐々になくなりました。

 

6月になり世の中が少しだけ

落ち着いてきた気がしました。

仕事も少し忙しくなり気が紛れました。

 

そんな中少しだけ未来の提案。

やっと現実的になるのかもしれないと、

藁にもすがる想いでした。

 

そして7月になり突然の別れ。

振られた理由も納得出来なくて

この半年は何だったんだろう、

そう考えると涙が止まりませんでした。

 

でも冷静になって考えてみれば

気付かないフリをしたのは私自身でした。

 

妊娠報告をした時

出産立会の話をした時

結婚式の話をした時

将来に向けての貯金の話をした時

一緒に暮らす家の話をした時

会社で揉めた話を聞いた時

有名なラーメン屋さんを食べに行った時

 

挙げたらキリがないほどに

?が出た場面はたくさんありました。

その度に、この人で良いのかなと

疑問に思う心に蓋をしました。

 

それでも一緒に生きたいと

一緒に生きなければいけないと

思う心の方が強かったんだと思います。

 

そんなこんなで怒涛にすぎた上半期。

辛い事も悲しい事もたくさんあったけど、

それでも後悔はしてません。

 

お題に戻って、ささやかな幸せ。

 

上半期の色々があったから

自分の好きな事を好きな様にする事、

仕事を楽しく頑張れる事、

それがどれほど幸せなのか

改めて知ることが出来ました。

 

ささやかと言うには勿体ない幸せは

自分のとても近くにありました。

 

残りの20代は4ヶ月ほど残ってるので

更に悔いのない様に過ごしていきたいです。

 

今回の怒涛の上半期の中で…

 

どんな結果になっても受け止めてくれた両親。

実家にまで行って泣いてくれた親友。

喜びつつも心配して止めてくれた友人。

だから言ったじゃん、って怒ってくれた友人。

何も言わずに夜中まで遊んでくれた友人。

密は嫌だと言いながら、深夜ドライブに連れてってくれた上司。

あいつはクズだと言いながら、いつも通りに接してくれる同僚。

 

などなど、全ての人に感謝をし

今あるささやかな幸せを噛み締めます。

 

蝉の鳴き声を聴きながら

これから始まるドキドキに想いを馳せて。